- 2018 年 2 月 6 日
- ちょっとした空き空間も活用
注文住宅ってなんだか広くて家豪華な家のイメージがありますが、そんな事はないです。
出来るだけお借入れを少なくする方針のお施主様は、小さめの土地にコンパクトなお家 を建てて、
その中でいかに家族が 住みやすく工夫するかに重点を置いて 打ち合わせをしていきます。
私も自宅が狭小なので色々工夫しました。
ロフトや小屋裏収納などは大きな工夫ですね。
今日は弊社の 空間有効利用の小さな工夫 をご紹介します。
お施主様が考えられて、定番になった仕様もありますよ~。 (^O^)
① トイレ パイプスペース パタパタ収納・・・・トイレットペーパーを収納
パタパタ収納ですとその上に物が置けないので上部に一段棚を追加する方も多いです。
② トイレ パイプスペース 下端掘り込み収納・・・トイレブラシやトイレ洗剤を収納
扉があるとカビが発生する可能性があるので、OPENの方がお勧めです。
③ 玄関ミラー収納・・・彫り込めばスッキリ、スリッパが収納出来て便利
スリッパって意外に収納に困るものの一つです。
他のスリッパ収納施工例はこちら↓
通常の壁掘り込み収納ですが、こんな風に一か所準備しておくと便利ですね♪
④ 扉付き収納スペースの下をOPENにして・・・お掃除ロボットの基地
床にどーんとお掃除ロボットがあるとその部分の床がデッドスペースになってしまいます。
昔TVで、おすぎとピーコさんが(どちらの方か忘れてしまいました、すみません💦)
「床に物があるという事はその面積の家賃やローンを無駄にしているのよ。」と
言っていて妙に納得、ずっと何年も頭から離れません。
⑥ TV台代わりの掘り込み・・・階段下空間を利用
最近増えてきた壁掛け薄型TV、せっかく壁かけにしたのだから、TV台は置きたくないですよね。
そこで階段下の空間を利用してこんな風に収納スペースを確保 ↓
奥行きがあって間口が狭い階段下の収納は収納方法がなかなか難しいので
リビング側からも使う方法、お勧めです。
⑦ 小上がり下のスペースを二方向から利用・・・使いやすい奥行きが大事
小上がりの引出は奥行きを多くとると引出した時にリビングの家具に当たるケースが多いので注意が必要です。
お隣の部屋に引出をつけて、ちょっとした収納に💛
次も奥行きの活用例です。
⑧ 空間の奥行きを二分割して利用・・・収納するものによって分割する割合を決めます
下部はリビングから奥行き目いっぱい使い、上部はリビング側を浅く、サニタリー側を深くした施工例
同じ仕様ですがキッチン側とサニタリー側で分割した施工例
ちょっとした工夫で収納力と収納しやすさがグンっとアップ★
収納は深ければいいというものではありません。
収納する物によって奥行きを決める事で収納しやすい = 片付けやすい家になります。
数年前に整理収納アドバイザー1級を取ったのですが、いつか仕事にしてみたいなあと思いつつ
怖気づいて行動に移せません。どこか片付けがしたい!と自宅をちまちま整理しているだけです。
弊社はお施主様がご自分でお選びになりたい方が多いので、コーディネートしないインテリアコーディネーター。
大学時代お昼を一緒に食べていた友人がカリスマインテリアコーディネーターで、TVや雑誌などにバンバン出てます。
地味な性格ゆえ、華やかな世界に憧れがないのですが、彼女のバイタリティーは羨ましいと思う今日この頃。
★ 一緒にお昼食べてただけ ★