- 2022 年 12 月 26 日
- カップボード奥行きと高さ関係
キッチンプラン時、カップボードの奥行き&高さがとても大事です。
造作の場合寸法はALL自由、私は下記高さと寸法を基本にしています。
ポイントは、以下三点!
ポイント① フロアキャビネットより吊り戸・棚の奥行きを小さくする。
吊り戸の奥行きを小さくするのは、
頭に当たらないようにする・大きいと奥が使いづらい・圧迫感を減らす
という理由などからです。
(教科書的には下記の図参照)
棚は、キッチングッズは奥行きが小さいものが多く、奥が余ると見た目が悪いので
D220~250位がお勧めです。(お鍋なども結構置けますよ。)
ポイント② 吊り戸の高さを低めに設置する。
カップボード下端を床から1450~1550mmにすると、
吊り戸内に収納した物のほとんどは、踏み台を使わずに取れます。
それでも、私の身長だと一番上は届かないですが💦身長が高い奥様なら届くかも?
実際、吊り戸を手が届かない高さに設置するのは、日本位だと思います。
海外ドラマでも、IKEAでも、吊り戸は(天井にくっついる場合も)
かなり低い位置になっていますよね。(↓ IKEAカップボード)
ポイント③ フロアキャビネットの奥行。大きめも検討してみる。
メーカーのフロアキャビネットは、通常D450mmのみなのですが、
ウッドワンさんは、D600mmも選べます。(造作は自由 通常D500。)
A.カウンターの広さの違い。
B.引出の中 有効奥行の違い。
分かりやすいように、収納上手奥様の、お引越し後画像もご紹介します♪
D450(リクシル)
D500(造作)
D600(ウッドワン)
こうご紹介すると、フロアキャビネットの奥行きは大きい方がいいように
思えますが、デメリットももちろんあります。
デメリット① 通路幅が狭くなる
弊社で良くプランする、3.8畳キッチンの通路幅
D450カップボード・・・通路幅1045mm
D500カップボード・・・通路幅995mm
D600カップボード・・・通路幅895mm
二人でお料理する事が多い場合はD450がお勧め、一人の場合はD600でもOKです。
ちなみに自宅は一歩も歩かず作業したいので、通路幅は830mmしかありません。
通路幅が広ければいいという訳でも無く、この辺はお好み次第★
デメリット② 食洗機とカップボード引出の干渉
下記画像では干渉していないのでOKですが、フロントオープンの食洗機の場合や、
通路が狭い場合は注意が必要です。
ちなみに、一番よく使う食器用引出と食洗機を近くにプランすると、洗った食器をしまう時 楽になります☆
デメリット③ 金額が高い
造作の場合あまり変わりませんが、ウッドワンさんの場合、D600の方がD450よりもお高いです。
今日は長文になってしまいました、長すぎてかえって分かりづらかったらすみません💦
とにかく、キッチンとカップボードのプランニングは楽しいですよ~💚
★ 実際に使うのはもっと楽しい。★