- 2010 年 8 月 8 日
- 「頭のよい子が育つ家」
我が子がレベルの高い学校に進み、安定した会社に入社、安定した人生を
送ってほしいと思うのは親なら当たり前。
最近有名中学や高校、大学に合格した子どもたちが子ども部屋では
なくリビングなどで勉強しているという事がよくテレビで言われてますよね。
ちょっと興味があったので「頭のよい子が育つ家」日経BP社を読んでみました。
受験勉強って一般的な考えとしては自分の部屋で、デスクライトをつけて、
壁にむかってするイメージがありますが・・・
この本によると、びっくりするような場所で勉強をした子どもたちが有名な学校に
合格しているそうです。たとえば階段→廊下→リビングと放牧民のように勉強場所を移動していったり、
子供部屋でお母さんがテレビをみたり洋裁をしている横で勉強したり。
結論からいうと一番大事なのは「コミュニケーション」だそうです。
かつ、家族が仲良しで幸せであること。(それが一番難しい、みんなが望む事。)
本のポイントをかいつまんでまとめてみると、頭のいい子を育てるのに必要な家の要素は・・・
① 「見え隠れ」
完全に仕切った勉強スペースではなく、リビングとつなげ、
家具や建具によってOPENにしたり隠したりできるようにすること
難しい言葉でいうと可変性を持たせるということですね。
② 「回遊性」
プライベートスペースとパブリックスペースに連続性を持たせること。
例えば家族全員の本棚が子ども部屋にあって、ドアは開け放たれ
みんなが自由に出入りし、本をとったり、ということみたいです。
③ 「シーンづくり」
目的を持たせる仕掛け。というとわかりづらいですが、たとえば
メッセージボードをリビングに設けたり、子どもが書いた絵などを飾ることです。
私も5歳9歳育児中。子供の個性は千差万別だと思っているので勉強が
嫌いな子は好きなことがあればそれでいいじゃんって思ってたんですがそんな意見を言ったら
息子の担任の先生に「それじゃあ将来困るでしょ」と言われてしまいました(汗)やっぱりそうか・・・
一番大事なのは親が勉強を見てあげることのような気もします。ああ、面倒・・・
勉強が好きな子はおのずと勉強すると思うので、①~③のような事も念頭に
おいて家づくりをすると更に成績もupする可能性大かもしれませんね。
LDKにつながるスタディルーム、ホールにある本棚、黒板やマグネットボード。
こういったご提案は日ごろからプランニングに盛り込んでいたのですが、さらに研究を進めないと、です!
とりあえず今月着工する我が家には子供達とコミュニケーションをとるという意味で
「今日はプールにいったら?」とか「掃除しといてね~」(??)とか伝言を残せる
メッセージボードをLDKに作ろうと思います。勉強も図に書いて教えられるからかなりいいと思います。
今日は文字ばかりでつまらなくてスイマセン。