里村工務店ブログ

キッチンプラン時、カップボードの奥行き&高さがとても大事です。

造作の場合寸法はALL自由、私は下記高さと寸法を基本にしています。

ポイントは、以下三点!

 

ポイント① フロアキャビネットより吊り戸・棚の奥行きを小さくする。

吊り戸の奥行きを小さくするのは、

頭に当たらないようにする・大きいと奥が使いづらい・圧迫感を減らす

という理由などからです。

(教科書的には下記の図参照)

棚は、キッチングッズは奥行きが小さいものが多く、奥が余ると見た目が悪いので

D220~250位がお勧めです。(お鍋なども結構置けますよ。)

 

ポイント②   吊り戸の高さを低めに設置する。

カップボード下端を床から1450~1550mmにすると、

吊り戸内に収納した物のほとんどは、踏み台を使わずに取れます。

それでも、私の身長だと一番上は届かないですが💦身長が高い奥様なら届くかも?

実際、吊り戸を手が届かない高さに設置するのは、日本位だと思います。

海外ドラマでも、IKEAでも、吊り戸は(天井にくっついる場合も)

かなり低い位置になっていますよね。(↓ IKEAカップボード)

 

ポイント③ フロアキャビネットの奥行。大きめも検討してみる。

メーカーのフロアキャビネットは、通常D450mmのみなのですが、

ウッドワンさんは、D600mmも選べます。(造作は自由 通常D500。)

A.カウンターの広さの違い。

B.引出の中 有効奥行の違い。

分かりやすいように、収納上手奥様の、お引越し後画像もご紹介します♪

D450(リクシル)

 

D500(造作)

 

D600(ウッドワン)

こうご紹介すると、フロアキャビネットの奥行きは大きい方がいいように

思えますが、デメリットももちろんあります。

デメリット① 通路幅が狭くなる

弊社で良くプランする、3.8畳キッチンの通路幅

D450カップボード・・・通路幅1045mm

D500カップボード・・・通路幅995mm

D600カップボード・・・通路幅895mm

二人でお料理する事が多い場合はD450がお勧め、一人の場合はD600でもOKです。

 

ちなみに自宅は一歩も歩かず作業したいので、通路幅は830mmしかありません。

通路幅が広ければいいという訳でも無く、この辺はお好み次第★

 

デメリット② 食洗機とカップボード引出の干渉

下記画像では干渉していないのでOKですが、フロントオープンの食洗機の場合や、

通路が狭い場合は注意が必要です。

ちなみに、一番よく使う食器用引出と食洗機を近くにプランすると、洗った食器をしまう時 楽になります☆

 

デメリット③ 金額が高い

造作の場合あまり変わりませんが、ウッドワンさんの場合、D600の方がD450よりもお高いです。

 

今日は長文になってしまいました、長すぎてかえって分かりづらかったらすみません💦

とにかく、キッチンとカップボードのプランニングは楽しいですよ~💚

 

★ 実際に使うのはもっと楽しい。★